きずな整体整骨院が解説する突発性難聴について
2019.03.30
本日は突発性難聴についてお話させて頂きます。
突発性難聴て・・・と思う方も多いと思いますが、
日本人の成人30歳〜60歳代に多く多発し、約10000人に2〜3人の方が突発性難聴の治療を受けていると言われており、男女の差はほとんどありません。
○症状としては、
・突然発症。
・片耳もしくは両方が聞こえなくなるモノで原因は不明です。
(徐々に耳が聞こえなくなったのは突発性難聴とは言いません)
・患者は難聴になった瞬間を語ることが出来るくらいに突発的です。
・経過は一定で、聞こえない状態が良くなったり悪くなったりすることはありません。
・耳鳴りや耳閉感を伴うことが多く、約半数には強いめまいを伴います。
・軽症の場合や入院出来ない場合は内服薬での治療をします。早期の場合は約10日〜14日で終了します。
・重症の場合、入院と点滴をします。
・神経の栄養材の点滴、血液の巡りが良くなる薬の点滴などを5〜7時間ほどかけて行います。
○治療をしても後遺症が残る場合があります。
・耳鳴りが残ってしまう場合は頭の中で常に「キーン」という音がなるため、生活の質にも影響が出ます。
・めまいの場合は若い人は高齢者に比べて治りやすいです。身体の対応する能力の違いによるのもです。
・片方の前庭を失うと脳の反応により、機能を補ってくれます。
・治療を行っても十分なエビデンスが確立されていないので良くなるとは限らないのが現状です。
・発症後1週間以内に治療を開始することが特に重要。
・最もよく行われるのはステロイドホルモン剤の投与です。または血管拡張剤の服用です。
・突発性難聴は再発しないので再発する場合は他の疾患が疑われます。
☆治りにくい方の症状には以下の原因が考えられます。
・高血圧、糖尿病、腎臓病などの内科の病気がある。
・聴力検査で聴こえが悪い。
・病院を受診するのが2週以上と遅れてしまった。
・入院をすすめられたが、断った。
病気の原因は様々です。自覚していることもあれば、自分では気づいていないところに思わぬ原因があったりします。
当院では原因を追究し、その症状や患者様に合った施術を選択していき、改善へと導いていきます。
当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
兵庫県神戸市長田区長田町1-3-1-123 サンドール長田南館1F
診療時間 月・火・水・金・日9:00〜12:00,14:00〜19:00、土 9:00〜14:00
(祝日は通常営業)木曜定休日
アクセス: 高速長田駅より北へ徒歩5分 長田商店街内1F
きずな整体整骨院が解説する足首の痛み症状について
2019.03.30
今日は足首の内側の痛みで多い、「有痛性外脛骨」(ゆうつうせいがいけいこつ)についてのお話をさせていただきます!
まず、「有痛性外脛骨」とは?
足の舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨の内側に存在する過剰骨(普通にはない余分な骨)で、約15~20%の人に認められます。
ほとんどの人が骨の出っ張りがみられるだけですが、これに痛みも伴うものを有痛性外脛骨といいます。
なぜ出っ張るのか?
舟状骨には、後脛骨筋という筋肉がついていて、その筋肉が緊張する事で骨が引っ張られてしまいます。
後脛骨筋とは、下腿後面にある最も深い部分にある筋肉で、主に足首を下に曲げたり、
内側に曲げる動作に関わっています。日常生活では、つま先立ちをする動作に関わっていて、スポーツではランニングやジャンプなど、あらゆる動きに関わってきます。その動作の繰り返しによって筋肉がついている部分がはがれるようになり炎症を起こしているのです。女子に多く、偏平足やハイアーチ(凹足)といわれる方に多く現れます。
本来は存在しない骨なので、骨の大きさだけ足首の内側が膨らみ、押すと痛みを伴います。
靴を履いた際の圧迫や足首の動作で痛みが出るので、スポーツ活動などに支障をきたします。
来院された患者様の中には、歩くことすら痛みを伴う方もおられました。
バスケットボールをしている男子高校生でしたが、靴下の圧迫や靴の圧迫だけでも痛みが出るという状態で来院されました。
当院では、MCRという微弱電流を使って炎症を抑え、傷めている部分の回復を図り、超音波治療で治癒促進を促す施術
を行います。また、足の筋肉のマッサージとストレッチはもちろんですが、体重のかかり方や姿勢をチェック、
足にかかっている余分な負担を取り除くように施術していきます。
すぐにスポーツに復帰したい場合はテーピング療法も行っております。
下腿部の筋肉と足底筋、母趾筋にアプローチして施術を行った所、帰る頃には痛みが改善、
帰宅後や翌日には痛みが軽減し、スポーツをする事が出来た!と喜びの声も頂けました。
予防には日々のストレッチがとても大切になります。医師から「動かない様に!」とだけ言われ、
シップと痛みどめの処方で終わる事も多いと聞きます。
痛みが出ないような環境作りをしていくことも重要です!
筋肉と関節の専門家のアドバイス、ストレッチやトレーニング法の指導も行っております!
痛みの原因は様々です。自覚していることもあれば、自分では気づいていないところに思わぬ原因があったりします。
当院では原因を追究し、その症状や患者様に合った施術を選択していき、改善へと導いていきます。
当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
兵庫県神戸市長田区長田町1-3-1-123 サンドール長田南館1F診療時間月・火・水・金・日
9:00〜12:00,14:00〜19:00
土 9:00〜14:00
(祝日は通常営業)定休日木アクセス高速長田駅より北へ徒歩5分 長田商店街内1F
神戸市長田区きずな整体整骨院が解説するストレートネックについて
2019.02.28
みなさんこんにちは、今日はストレートネックについてです。
うつむき姿勢でスマートフォンやパソコンを長時間操作すると、筋疲労などに合わせ、長い間の姿勢の崩れなどにより、
本来の骨の湾曲である30〜40度の曲線に負荷がかかり、その湾曲がストレート=まっす になってしまう
状態をストレートネックといいます。同じ姿勢を1時間以上続けることは身体にとってあまりよろしくはありません。
さらに、高さの合わない枕の使用や、 日常から猫背姿勢。強制的に顎を引いた姿勢を続けることでも発症します。
最近では小さな子供にも多く見られるようになり注意が特に必要です。
『ストレートネック』になると、頭部の重心が前に移動してしまい、頭を首の筋肉だけで支えられなくなります。
結果、筋肉が過度に緊張、慢性的な首の痛みや肩こりなどの症状が現れます。
症状が進行すると、首の神経を傷め、頭痛・片頭痛、手足のしびれ、めまいなどを惹き起こすとがあります。
ストレートネックを判別する方法はとても簡単で、その場で上を向きます。難しい場合、疑いアリです。
ストレートネックは一度発症するとなかなか元には戻りづらく、治療は、運動療法、器具を使って首を牽引、
整体・マッサージ、電気治療など様々な方法があります。数週間で改善することもありますが、
もともと長い時間で形成されたものですから、短期間で元には戻りづらいと思われます。
症状によっては筋肉の緊張を緩めるお薬を内服したり、重症のケースでは外科的処置が必要になることもあります。
まずは予防が一番大切です。寝ながらのスマホ・パソコンは使用しない。椅子に座る際も頭、首、腰の位置を真っすぐに
意識します。長時間使用の際は積極的に体操を取り入れ、肩・首を回すのはもちろんの事、眼球もぐるぐる回すような
体操をして頂くと効果的が出やすいです。
また、痛み症状の度合いによっては専門医の受診をお勧めします。
きずな整体整骨院が解説する顎関節症について
2019.01.07
みなさん顎関節症ってご存じですか?
あくびをすると口の中で「カクン」といった音がしたり、ものをかむと耳の付け根やこめかみが痛くなる。
こんな症状が現れたら顎関節症を疑いましょう。
顎関節症はここ十数年で急増しているといわれています。特に20~30代の若い方、女性に多く見られると言われています。
軽症なら自然に治ることもありますが、放置しておくと重症化して、めまいや耳鳴り、肩こり、歯や舌の痛みが続いたり、口が開けられずに
食事が摂れなくなったりすることもあります。
普段の生活習慣や癖に顎関節症を引き起こす要因が隠れていることがあります。
よくない習慣を続けると、咀しゃく筋を緊張させ顎関節に強いダメージを与えてしまいます。
顎関節症の原因はいくつか考えられています。例えば下顎の骨と頭蓋骨の接続部分にある「関節円板」というクッションの役目を果たす
組織がずれることで起こる場合。関節円板は、口を開け閉めするとその動きに合わせて前後に動き、骨と骨がぶつかるのを防ぎますが、
これが前の方にずれたままになってしまうことがあります。こうなると、口を開け閉めするときに「カクン」と音がしたり、
口が開けにくくなってしまいます。また、ものを噛むときに使っている「咀しゃく筋」という筋肉の障害も考えられます。
長時間または慢性的にこの筋肉に負荷がかかることで痛みが発生します。また、関節包やじん帯の障害によって起こるもの、
変形性関節症という病気で起こる場合もあります。アゴの違和感の原因が何なのかを、きちんとつきとめることが大切です。
チェックリストで普段の生活習慣に問題が無いか確認しましょう。
【顎関節症リスク度チェック】
□歯を食いしばる癖がある
□歯ぎしりをする
□歯をカチカチ鳴らす
□うつぶせ寝の習慣がある
□歯並びやかみ合わせがよくない
□一日中ガムを噛んでいる
□ものを食べるとき左右どちらかだけで噛んでいる
□奥歯が抜けたまま放置している 等
生活習慣の確認から、歯の磨耗、噛み合わせの異常、顎関節の動きや慢性的な肩こり、首こり、偏頭痛や耳・鼻・のど・唾液腺の病気、
慢性関節リウマチといった病気でもアゴのあたりが痛むことがあります。
口が開けにくい、アゴの付け根が痛むなどの症状が何日も続くようなら、早め専門医に相談してみましょう。
きずな整体整骨院が解説する筋膜リリースについてその③
2018.12.31
筋膜リリースに関係し、かつ重要なるのが姿勢になります。
気が付いたらあごが二重アゴに。バストが下がり気味で、背中や脇にもたるみがそんな悩みをもっている方が多いと思います。
そんな方は一度、座り姿勢を見直してみましょう。
そもそも人間は丸まろうとする力が強い生き物で、赤ちゃんはくるんと背骨を丸めて生まれて来ますし、
年をとるに従って背中はだんだん丸くなります。この丸まろうとする力にあらがうのが筋肉の力なのですが、
現代人は筋肉が本来の仕事を忘れてしまっているようです。猫背になる理由はとてもシンブルで、楽だからです。
身体は最小限の負荷で安定する時に、最も楽に感じます。座る時にきれいに背筋を伸ばすには腹筋や背筋に力が必要です。
でもちょっと背中を丸めれば、楽で居られます。ただ、楽な姿勢=身体にいい姿勢ではありません。
猫背の時は背骨のたわみと骨周辺の靭帯で体を支え、筋肉はさぼりっぱなしに。
すると血流は滞り、凝りや痛みが起こります。さぼる筋肉の上には脂肪が溜まります。さらに、筋肉が弱ってのびるにつれて皮膚が
引き伸ばされてたるみ、シワが深くなります。上半身の猫背姿勢の改善には肘を肩より上げるバンザイ体操や猫伸び体操、
反対に伸びて力を失っている僧帽筋繊維は平泳ぎ体操などで背中側も合わせて行うと効果が出やすいです。
下半身においては、骨盤の姿勢が重要になります。骨盤が前傾に倒れるのが前傾タイプ後ろ側に倒れるのが後傾タイプ。
いずれも、骨盤を支える前後のバランスが崩れた状態で、お腹が前に突き出したり、お尻が垂れる要因となります。
また、骨盤の歪みは脚にも伝わります。骨盤前傾タイプの人は前傾した骨盤についた太ももの骨が内側に捻じれ、X脚になりやすいです。
反対に骨盤後傾タイプの人は、大腿骨が骨盤に対して外開きにつき、その結果、O脚になりやすいのです。
お尻のラインや脚のゆがみが気になっている人は、骨盤のチェックをしてみましょう。かかととお尻を壁につけて立ったとき
壁と腰のすき間にすとんと手が入る人は、腰が大きく反っているいわゆる前傾タイプの証拠です。
このタイプは腰まわりの筋肉が凝り、反対にお腹の筋肉が緩んで力を失ってしまいます。お腹に贅肉がつきやすいのが特徴です。
腰の後ろ側に手が入らないくらいすき間が狭いときは、骨盤が後傾して腰が丸まっている証拠です。太ももの裏にある
ハムストリングスという筋肉が常に短く縮みパンパンに張っています。深層筋の一つで、股関節を曲げ伸ばしする腸腰筋は伸びて
ゆるんでいます。その結果下腹がぽこっとしがちでお尻には力が入らずのっぺりと広がり、もも裏にも贅肉がつきやすくなります。
妊婦さんや太り気味の人はこのタイプの人が多いようです。前傾タイプの方には腰伸ばしストレッチや空中自転車こぎを、
後傾タイプの人はももあげ体操やひざ伸ばし体操を行うことで骨盤を正しい位置にリセットしやすくなります。
特に入浴後の身体が温まった時がお薦めですよ。
神戸市長田区きずな整体整骨院が解説する筋膜リリースについてその②
2018.12.16
こんにちは。前回の筋膜リリースについての説明の続きです。
筋肉を伸ばすストレッチでは、一方向に伸ばすので時間も30秒~60秒ほどでいいのですが、
筋膜は四方八方に交差していて、全身で繋がっているのでゆるむまでに90秒ほどかかるといわれています。
最初の10秒ほどでエラスチン繊維が伸ばされ、その後、伸びる感じが止まってくるのですが、
これはコラーゲン繊維がその動きを制限しています。90秒程伸ばすとコラーゲン繊維の制限が解除され、
筋膜のよじれが解放されます。デリケートな筋膜だからこそ、むやみに強い力を加えると損傷してしまうのでやり過ぎには注意が必要です。
違和感を感じる部分を重点的に、筋膜の流れに沿ってリリースしていくと、全身の筋膜がほどよくゆるんできます。
筋膜が包み込んでいる筋繊維の活動性も回復して、全身の動きが軽くなります。
血液循環も良くなり凝りの解消や代謝アップ、ダイエットにも繋がります。
やり方はいろいろありますが、一番大切になってくるのが身体の中心になってくる骨盤の位置や歪みです。
骨盤が前側に倒れてに倒れていると前傾タイプ、後ろに倒れているとた後傾タイプとなりいずれも骨盤を支える前後のバランスが
崩れた状態です。それぞれの姿勢によってお腹が前に突き出たり、お尻が垂れる要因になります。
また、骨盤の歪みは脚にも伝わります。骨盤前傾タイプの人は、大腿骨が内側に捻じれ、X脚になりやすいです。
反対に骨盤後傾タイプの人は、大腿骨が骨盤に対して外開きにつき、その結果、O脚になりやすいです。
セルフチエックの仕方は簡単でかかととお尻を壁につけて立った時、壁と腰の隙間にすとんと手が入る人は腰が反っている証拠です。
一方、手が入らないくらい隙間が狭いときは、骨盤が後傾して腰が丸まっている証拠です。前傾タイプの人は腰の脊柱起立筋の緊張、
腹筋の低下が見られます。また、後傾のひとはハムストリングスの緊張、腸腰筋の低下がそれぞれ見られます。
上半身、下半身、骨盤の調整など各パーツの説明はまた次回にさせて頂きます。
神戸市長田区きずな整体整骨院が解説する筋膜リリースについてその①
2018.12.10
みなさん最近筋膜リリースという言葉をテレビなどで一度くらいは聞いた事があると思います。
今日はその筋膜リリースについての話をさせて頂きます。
筋膜は、皮膚の表面に近い順に、浅筋膜、深筋膜、筋外膜から筋繊維1本1本を包み込む筋内膜など何層にも重なって構成されています。
かつては解剖の際にいかにきれいにはがし取るかが大事、といわば邪魔者扱いされていたようですが、最近は筋膜が筋繊維の奥まで入り込む
ことによって、筋肉のスムーズな動きや筋力の柔軟性に大きな影響を与えている事がわかり重要視されるようになりました。
全身に張り巡らされた筋膜は、前方、後方など合計6方向に繋がり合い、腕や脚、胴体の滑らかな動きをサポートしています。
しかし、悪い姿勢や偏った動作によって長い時間の負荷がかかり、筋膜の一部がよじてると、セーターの一部分をつまんだ時のように
そのよじれが全身のあちこち波及します。本来、動物は猫が伸びをしたり、足で体をかいたりするように、たとえ筋膜のよじてができて
いても自らの身体の動きで調整する働きを備えています。ただ、現代社会を生きる人間は学校や職場など自由に伸びをしたり、
脚を組みかえたりといった調整の働きが抑制されることがあります。そういった社会背景も筋膜のよじれの定着の一因になっています。
私たち専門家は患者の動きを観察したり、触診することでよじれがどこに起きているかをつきとめますが、セルフケアでは筋膜の方向に
沿った動きで全身を伸ばしていくと、自分のよじれが部分が実感出来ます。その動きを実感する為に必要なのが、筋膜の繋がりに沿った
4つの筋膜リリースです。肩甲骨周辺、腰、ふくらはぎ、など突っ張りを感じるのは人それぞれ異なりますが、動かした際にひっかかり
を感じるところこそが、筋膜のよじれポイントになります。そういったよじれポイントはゼラチンのように固まってゲル化している事が
あり、筋膜がよじれた部分では深筋膜や筋外膜のコラーゲンやエラスチンといった筋肉の繊維が一部に寄り集まり、基質が脱水して、
ゼラチンのような粘っこいゲル状の原因になっています。このゲル状になってしまった筋膜も90秒間、伸ばすことで
ほぐれてくるといわれています。その方法ややり方についてはまた次回に解説させて頂きたいと思います。