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肩・首の痛み
五十肩(肩関節周囲炎)
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主な原因・症状
- 関節を構成する骨・軟骨・靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。
髪を整えたり服を脱いだり着たりするときなどに肩の関節の痛みが起こり、ひどい場合は寝ているときにも痛くなることもあり、睡眠不足にまで影響することもあります。
痛みにより動かさなくなることで、動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着し、さらに動きが悪くなります(拘縮または凍結肩)。
- 一般的に痛みのレベルにもよりますが、放置していれば鋭い痛みが感じられなくなるまで半年前後、さらにボールなど物を投げられるようになるまでに1年前後かかります。
腕の可動範囲を発症前の状態までに戻せるかどうかは、痛みが緩和した後のリハビリ次第ですが、多くの場合発症前の状態には戻りにくいです。
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治療法
- 痛みがきついときは、関節を無理に動かさない状態で、筋肉に低周波などの電気刺激で筋肉の硬くなるのを防ぐことが、早期回復には必要です。
痛みの程度が和らいでくるのに合わせて、関節の可動域を増やすために、ストレッチやコッドマン体操など、関節を広げながら円運動をさせることも始めます。深部には超音波、表面的にはホットパックなどで血液の循環を促進させ、筋肉や関節の柔らかい状態を作ることも大事です。
寝違え(頚部捻挫)
筋肉型
主に胸鎖乳突筋(いわゆる首を傾けたときに目立つ縦に走る筋肉)などが損傷される。単独で損傷されることは少ないが長引かず3週以内で完治することが多い。
椎間関節型
頸椎の骨と骨を繋ぐ椎間間節の捻挫。重度の場合は椎間板も損傷され、まれではあるが椎間板ヘルニアになることもある。受傷後3日から4日で首のいたみ、首が動かないなどの症状が増強され、軽度の場合は3週間以内で軽快するが3ヶ月から4ヶ月症状が続くことが多い。
- 治療法
重症度によって治療法は変わってきますが、低周波、温熱療法、マッサージ療法などで感部を刺激、症状が軽快する傾向が出たらさらに筋肉を積極的に動かして行きます。症状によっては数日、ひどい方は数年単位にもなりますので、注意が必要です。
下記の項目に該当していたら要注意
- 肩・首を動かすと痛みが出る
- 頭痛・目まいなどの症状
- レントゲン、MRIで見てもらっても原因が不明
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