季節の変わり目の不調でお困りの方へ
2024.02.24
季節の変わり目のこの時期、急な温度変化で身体にかかる負担は日々変化しております。
気候・気温などの外部環境に対応して人間の身体も変化し対応しようとします。
季節の変わり目では気圧が上がったり下がったりすることが多々あり、
気圧が乱高下すると、耳の奥にある三半規管や前庭といった器官に狂いが生じます。
三半規管は体の位置や動きを検知し、前庭は重力や加速度を感じる大事な器官で、
三半規管や前庭の働きに狂いが生じると、脳に間違った情報が伝わります。
しかし、三半規管や前庭以外の器官は脳に正しい情報を伝えるので脳は混乱し、
これが自律神経のストレス反応へとつながってしまいます。
自律神経のストレス反応にはいくつか種類があるのですが、そのうちの1つである交感神経の興奮が続くと、
心拍数の増加、血圧の上昇、慢性痛の悪化、抑うつ、めまいといった異変が起きます。
これが季節の変わり目の不調につながると考えられています。
気候が変動したら(季節が変わったら)、人もそれに合わせて変わっていかなければなりません。
変化への適応がうまくいかないと健康を崩しやすくなります。
健康管理のため運動・食事・睡眠など日常生活で気をつけたいこともありますが、
この時期の体調管理には血液の流れがとても大切になってます。
人間の体は寒くなればその寒さに慣れてきますし、暑くても同じになります。
気温差が激しいと、体は付いてくるのに必死な状態が続きます。
季節の変わり目の不調は、季節や気候の急激な変化に体を慣らせようとして起きます。
そして自律神経が変化に対応できないときにつらい症状を起こしているので、
放置することなく対策を講じていきましょう。目標は変化に耐えられる体をつくることです。
日々の入浴やカイロ等で患部を温めることで血行促進につながり、冷えによる関節・筋肉の緊張を軽減できます。
その他、水で絞ったタオルを電子レンジで温めて、気になる所・患部に当てることもおススメです。
また、食べ物で身体を温めると内臓など体の内側から温まり血行をよくすることができます。
季節の変わり目の不調を起こしている人が朝食を摂っていない場合、朝食を食べることをおすすめします。
体温は眠っている間に下がっていくのですが、朝食を摂ることで一気に正常に戻ります。
体温を正常に保つことは自律神経の働きを整えることにつながります。
季節の変わり目の不調は脳の軽い不調で起きている可能性があるので、脳に栄養を行き渡らせることが対策に
なることがあります。
ビタミンB1は、細胞が糖をエネルギーに変えるときに必要となる物質です。
そのためビタミンB1をしっかり摂取していると、脳細胞が糖を吸収して活性化します。
ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉、ウナギ、カツオ節、真鯛、紅鮭、大豆、小豆、玄米、などです。
また、神経と免疫は深い関係にあり、神経は免疫を制御しています。
また、免疫が弱体化すると神経が異常をきたすこともわかっています。
そのため、適度な運動習慣を身につけたり、ストレスを溜めないようにしたり、腸内環境を整えたり、
笑ったりして免疫を高めれば、自律神経を守ることにつながります。
自律神経が守られれば、季節の変わり目の不調の軽減が期待できます。
季節が変わるときに体調が悪化するのは「気のせい」などではありません。
体調管理に気をつけて、対策を講じることで、季節に煩わされることなく働くことができるでしょう。
冬のこむら返り
2024.02.07
こんにちは(^^♪
夜中寝ているときや朝起きて伸びをした際に、
ふくらはぎや太ももに激痛が走って動けなくなったことはありませんか?
特にふくらはぎの筋肉がつっている状態を「こむら返り」と呼びます。
冬に引き起こされるこむら返りの原因は・・・
①筋肉の収縮性が高まる
気温が低くなると、血管が収縮して血流が制限されるため、
筋肉に必要な酸素と栄養素が身体全体に行き渡らなくなり、筋肉が収縮しやすくなります。
冬の夜など気温が低くなりやすい状況では筋肉を収縮させ体温を維持しようとし、
この悪循環がより顕著に現れるため睡眠時や起床時にこむら返りを引き起こすケースが多発します。
②血管収縮
寒冷な気温下では筋肉だけでなく血管も収縮します。
これは体温を維持しようとする生体調整の一部で、
血液の循環を減少させることで体内の熱を逃がさないようにしようとする反応です。
このため、ふくらはぎの筋肉への血液供給が制限されてしまい、
筋肉が酸素や栄養素を十分に受け取れなくなり、こむら返りにつながります。
筋肉の緊張
気温が下がると筋肉は緊張しやすくなります。
特に長時間寒冷な場所に滞在したり、冷たい床やベッドに触れ続けると、
筋肉は過剰に緊張する場合があります。
筋肉の緊張は筋肉の硬直にもつながり、
特に足先がよく冷える人は、こむら返りを引き起こす可能性が高まるので要注意です!
そんなこむら返りを引き起こさないようにするためには
入浴・しっかり水分補給・適度な運動やストレッチを行い
こむら返りを予防しましょう。
きずなで定期的なメンテナンスをするのも効果的です(^^)/
当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
兵庫県神戸市長田区長田町1-3-1-123 サンドール長田南館1F
診療時間 月・火・水・金・日9:00〜12:00,14:00〜19:00、土 9:00〜14:00
(祝日は通常営業)木曜定休日
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腰痛・・前屈型編!
2022.04.09
春になり、冬の間に固まった身体は腰痛などお身体に不調が起こりやすいので要注意です。
暖かくなって急に動き出すと、突然強いいたみが・・・という事にも(+o+)
腰痛には前屈型と後屈型があります。
今回は前屈型について☆
前屈型の腰痛は、床にあるものをとる、顔お洗うときにかがむ、
などの動作で痛みがでます。
前屈型になりやすい人は・・・・
・重い物を持ち上げることが多い
・長時間運転する
・デスクワーク
の方に多くみられます。
腰椎椎間板ヘルニア、仙腸関節捻挫、筋筋膜性腰痛になりやすいです。
ひどくなると神経を圧迫し、腎臓や痺れ、強いいたみが生じます。同じ姿勢を長時間つづけるなどした際は
休憩をはさみ、適度なストレッチで予防しましょう。
さらにきずな整体整骨院で定期的にメンテナンス!
痛みが強くなる前に早めの治療をしてくださいね(^_^)/
当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
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神戸市長田区きずな整体整骨院が解説する筋膜リリースについてその②
2018.12.16
こんにちは。前回の筋膜リリースについての説明の続きです。
筋肉を伸ばすストレッチでは、一方向に伸ばすので時間も30秒~60秒ほどでいいのですが、
筋膜は四方八方に交差していて、全身で繋がっているのでゆるむまでに90秒ほどかかるといわれています。
最初の10秒ほどでエラスチン繊維が伸ばされ、その後、伸びる感じが止まってくるのですが、
これはコラーゲン繊維がその動きを制限しています。90秒程伸ばすとコラーゲン繊維の制限が解除され、
筋膜のよじれが解放されます。デリケートな筋膜だからこそ、むやみに強い力を加えると損傷してしまうのでやり過ぎには注意が必要です。
違和感を感じる部分を重点的に、筋膜の流れに沿ってリリースしていくと、全身の筋膜がほどよくゆるんできます。
筋膜が包み込んでいる筋繊維の活動性も回復して、全身の動きが軽くなります。
血液循環も良くなり凝りの解消や代謝アップ、ダイエットにも繋がります。
やり方はいろいろありますが、一番大切になってくるのが身体の中心になってくる骨盤の位置や歪みです。
骨盤が前側に倒れてに倒れていると前傾タイプ、後ろに倒れているとた後傾タイプとなりいずれも骨盤を支える前後のバランスが
崩れた状態です。それぞれの姿勢によってお腹が前に突き出たり、お尻が垂れる要因になります。
また、骨盤の歪みは脚にも伝わります。骨盤前傾タイプの人は、大腿骨が内側に捻じれ、X脚になりやすいです。
反対に骨盤後傾タイプの人は、大腿骨が骨盤に対して外開きにつき、その結果、O脚になりやすいです。
セルフチエックの仕方は簡単でかかととお尻を壁につけて立った時、壁と腰の隙間にすとんと手が入る人は腰が反っている証拠です。
一方、手が入らないくらい隙間が狭いときは、骨盤が後傾して腰が丸まっている証拠です。前傾タイプの人は腰の脊柱起立筋の緊張、
腹筋の低下が見られます。また、後傾のひとはハムストリングスの緊張、腸腰筋の低下がそれぞれ見られます。
上半身、下半身、骨盤の調整など各パーツの説明はまた次回にさせて頂きます。