今日は足関節症についてのお話し。
変形性足関節症は足関節(脛骨・腓骨・距骨から成る足首の関節)の軟骨が損傷し炎症が起こり
痛みが出る傷病です。
原因としては、
・足関節症は捻挫を繰り返したり、骨折したりすると足首の靭帯が緩んで関節が不安定になります。
・O脚の人は、体重が足首の内側に集中してかかり内側の軟骨が傷つきます。
症状
足関節の内側が傷んでくることが多く軽い痛みを感じます。
さらに足関節に体重がかかるたびに痛みを感じたり正座が難しくなったりします。
治療法
当院では、足首周りの筋肉の緊張を手技、鍼灸などで改善し、治療していきます。
自宅でできるストレッチ
椅子に座る、もしくは床に座り、足首を回す方の足を、もう片方の足の上にのせる。
足首をくるくる回す、右回り・左回りそれぞれおこなう足を組み替え左右ともおこなう。
目安として左右10回ずつ。
簡単なストレッチ法なので、時間がある時や気がついたらやって習慣付けましょう。
タオルギャザー
タオルギャザーは足裏の筋力が強くなり、
立ったり歩いたりしている最中、バランスを崩したときに踏んばったり
姿勢を立て直す能力を高める効果があります。
やり方
1,床にタオルを置き、足を乗せます。
この時、かかとの部分はタオルの外において置くと動作が行ないやすくなります。
2,足の指を曲げてタオルを掴みます。
親指だけを使うのではなく、小指まで意識し全体的に使用するように心掛けます。
3,タオルを掴んだまま足先を少し浮かせ、その後タオルを離します。
タオルを離したら①に戻り、繰り返し徐々にタオルを引き寄せてきます。
すべてのタオルを引き寄せるまで行ないます。
簡単なストレッチですので時間のある時にやってみて下さいね(‘ω’)ノ