秋の土用とは、四季の変わり目にあたる期間で、特に季節の移り変わりが体調に影響を与えやすい時期です。 土用は春夏秋冬それぞれにありますが、秋の土用は10月20日頃から11月6日頃までとされ、 寒暖の差が大きくなり、体調を崩しやすくなります。 秋の土用は、寒さが一段と増す時期です。 体が冷えることで血行が悪くなり、肩こり、頭痛、腰痛などの症状が現れやすくなります。 また、女性に多い冷え性が悪化し、手足の冷えや、月経不順、消化不良なども引き起こされることがあります💦 鍼灸治療では、体を温めるツボを刺激し、血行を促進して冷えを改善します。 「三陰交」(足首内側)や「足三里」(膝下)は冷えを和らげ、消化機能を整える効果があります。 また、腹部や背中に温灸を施すことで、体の芯から温め、冷えによる不調を軽減します。 季節の変わり目には、消化器系が影響を受けやすく、食欲不振や胃もたれ、 下痢や便秘といった症状が現れることがあります。 また、過度な飲食や不規則な生活リズムにより、胃腸に負担がかかりやすい時期でもあります。 消化器系の不調には、「中脘」(お腹の中心)や「関元」(へその下)、「足三里」などのツボを刺激して、 胃腸の働きを整えます。これにより、消化機能を正常化し、食欲不振や胃の不快感を和らげます。 さらに、腹部や腰部に温灸を行うことで、内臓機能を高め、消化器系の調子を整えます。 秋の土用は、日照時間が短くなるため、自律神経が乱れやすくなります。 これにより、倦怠感、イライラ、不安感、睡眠障害などの症状が現れることが多いです。 特に、季節性のうつ状態(サーズ)が現れることもあります。 自律神経の乱れには、精神を安定させるツボを使います。 「百会」(頭頂部)や「神門」(手首内側)、「内関」(前腕部)などが効果的です。 これらのツボを刺激することで、自律神経を調整し、リラックス効果を高めます。 また、全身の気血の流れを整えることで、心身のバランスを回復させ、ストレスや不安を和らげます。 秋は空気が乾燥しやすく、喉や気管支に負担がかかることがあります。 風邪を引きやすくなり、喘息やアレルギー性鼻炎が悪化することもあります。 呼吸器系の不調には、「肺兪」(背中の上部)や「列缺」(腕の内側)、 「合谷」(手の甲)などのツボが有効です。 これらのツボを刺激することで、肺や呼吸器の機能を高め、咳や喉の痛み、喘息などの症状を軽減します。 また、鼻炎や喉の乾燥感を和らげるためには、首や肩の緊張をほぐし、 気道をリラックスさせる鍼灸治療が効果的です。 秋の土用は、寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期です。 冷えや消化不良、自律神経の乱れ、呼吸器系の不調が現れやすいため、 鍼灸治療で症状を改善し、体のバランスを整えましょう!! 体調管理をしっかり行い、健康な秋を過ごすために、鍼灸治療を取り入れることを検討してみてください(^^)/
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