末しょう神経が圧迫されることで、痛みやしびれ・まひが生じるのが神経痛です。
不自然な姿勢で寝ていたことで頸椎(けいつい)周辺の神経が圧迫され、神経痛になることがあります。
首から肩や腕・手指に痛みやしびれがある場合は、神経痛が疑われます。
ねんざとは、関節のじん帯や腱(けん)・軟骨などが傷つくケガのこと。
例えば、睡眠時に頭が極端にのけぞった状態になっていると、頸椎がねんざすることがあります。
朝起きて「寝違えた!」と思ったら、とにかく楽な位置から首を動かさないことが大切です。
痛みが出てから48時間程度は、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を貼るのもおすすめ。
ただし、長時間貼るのは避けてください。目安は1時間程度です。
「とりあえず動作確認しよう」と、首を左右前後に倒してみたり、手で触ってみたりするのは良くありません。
寝違えは炎症、つまりケガです。なるべく動かさない・触らないようにしてください。
痛みや違和感を治そうと、首のストレッチをしたりもんだりするのもNGです。
また、アイスパックや氷のうを使って長時間冷やすのもおすすめできません。
アイシングをすると、一時的な鎮痛効果は得られます。
その一方で筋肉の血流が悪化するため、損傷部位の回復が遅くなる可能性が考えられます。
また、筋肉ではなくじん帯や神経を傷めている場合は、炎症が首の奥深い部分にあるので、
冷やしたところで鎮痛効果が期待できません。このほか、炎症を起こした直後は温めるのも良くありません。
患部は熱を持っているため、温めると炎症を助長させてしまうおそれがあります。
温湿布やカイロを使って温めるのはもちろん、湯船につかるのも避けたほうがいいでしょう。
寝違えた直後は一時的に冷やすのはOKですが、長期的に冷やすのはNG。
温めるのは、痛みが治まる安定期までNGと覚えて貰えると良いでしょう。
初期段階は、とにかく安静にしましょう。「痛い」と感じる動作は避けてください。
傷ついた組織を修復するためには、これ以上の治療はないとも言えます。
痛みが和らぐ安定期に入ったら、血流を良くして回復を促しましょう。
血流改善には、温める・ストレッチをする・マッサージをするなどいろいろな方法があります。
どの方法が適切かは病態によって異なるため、専門家の指示に従うようにして下さい。
首の痛みが強くてつらいときは、身の回りにあるタオルやマフラーを首の周りにグルグル巻いて、
「顎置き」を作ると楽になります。顎を安定させることが目的なので、
首が苦しくなるほどきつく巻く必要はありません。
仕事の都合などで首にタオルやマフラーを巻くのが難しい場合は、
腰にコルセットをつけるのがおすすめです。腰にコルセットをすると背骨がまっすぐ伸びるので、
首周りの筋肉に負担がかかりにくくなるのです。
ちょっとした質問・疑問にも出来るだけお答したいと思いますのでお気軽にお声掛け下さい。
当院では原因を追究し、その症状や患者様に合った施術を選択していき、
改善へと導いていきます。
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