「子どもが学校の検診で“脊柱側弯症の疑い”と言われた…」
「最近、鏡を見ると背中が曲がってる気がする…」
そんな声をよく聞きます。
背骨が左右に曲がってしまう「脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)」は、放置してしまうと外見上の変化だけでなく、慢性的な痛みや内臓への影響につながることもあります。
脊柱側弯症とは?:背骨のねじれと傾き
通常、背骨は後ろから見るとまっすぐですが、側弯症になるとS字やC字に曲がり、同時に**ねじれ(回旋)**が加わることが多いです。
【よくある症状】
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肩の高さが左右で違う
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肋骨が片側だけ浮いて見える(リブハンプ)
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腰骨の位置に左右差がある
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姿勢が極端に悪い・猫背
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長時間立つと腰や背中が痛い
【進行すると】
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肺の圧迫による息苦しさ
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内臓の位置異常・消化不良
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自律神経の乱れ
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慢性的な腰痛・背部痛
脊柱側弯症の種類と原因
① 特発性側弯症(原因不明)
全体の約80%がこのタイプ。10~15歳の思春期の女子に多く、遺伝的な要素や成長に伴う骨格の変化が関係していると考えられています。
② 機能性側弯症(生活習慣・姿勢が原因)
悪い姿勢・筋力低下・利き手の偏りなどによる「生活習慣由来のゆがみ」。このタイプは整骨院の施術や運動療法で改善が見込めます。
③ 先天性側弯症(生まれつき)
脊椎の形成異常などによるもので、専門の整形外科での治療が必要になります。
整骨院でできる脊柱側弯症のサポート
整骨院では、機能性側弯症や軽度の特発性側弯症のサポートとして、以下のような施術を提供しています。
① 姿勢・筋肉バランスのチェック
まずは写真や鏡を使いながら、体の左右差、骨盤の傾き、筋肉の張り具合などを細かく評価します。
② 手技による筋肉の調整
背中・腰周辺の筋肉の左右差を整え、緊張・こわばりをほぐして可動性を改善します。
③ 骨盤・背骨のゆがみ調整
骨盤の傾きやねじれがある場合、ソフトな矯正でバランスを整え、体への負担を減らします。
④ 自宅でできるエクササイズ指導
側弯の進行を予防するには、正しい姿勢・筋力の維持が不可欠。個別に合わせた運動を指導します。
よくある質問Q&A
Q. どのくらいで改善しますか?
→ 側弯の程度や筋力バランスによりますが、継続的なケアと運動で数ヶ月〜半年程度で姿勢や痛みに変化が出る方もいます。
Q. 整形外科と整骨院、どちらに行けばいいの?
→ 中度以上の側弯(コブ角20度以上)や痛み・変形が強い場合は、整形外科での診断が必須です。整骨院では医療機関との連携も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ:脊柱側弯症は「早期対応」と「継続ケア」が鍵
脊柱側弯症は、見た目の問題だけでなく、痛みや日常動作への影響も伴う症状です。
特に成長期のお子さまは、早期の発見と正しいケアで大きな改善が見込めます。
整骨院では、医師との連携のもと、姿勢指導・運動療法・筋バランスの調整を通じて、進行の予防と機能の改善をサポートしています。
【こんな方はぜひ一度ご相談ください】
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学校検診で「側弯の疑い」と言われた
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肩や腰の高さが気になる
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猫背や姿勢が悪く、疲れやすい
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家族に側弯症の人がいる(遺伝の可能性)
あなたの体のゆがみ、専門家が丁寧にみさせていただきます。
「まずは相談だけ」でもOKですので、お気軽にご連絡ください!
当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
兵庫県神戸市長田区長田町1-3-1-123 サンドール長田南館1F
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