健康には水。そして水を保つ電気とは・・・
前々回の生体電流の続きになりますが・・・、健康な状態の身体は生体電流が滞ることなく流れています。
細胞同士の新陳代謝が活発に行われています。しがし、これがスムーズに流れなくなると体調不良になったり、
病気を治癒する力が衰えた・・・。これには体内の水が大きく関与していました。
身体の水分ってどこにあるのかご存じですか?
人間の身体は性別や年齢による差はありますが、約3/2が水分と言われおり、これはどこかにまとまって60%
の水分が溜められているのではなく、60兆個の細胞のそれぞれが60%の水分を抱えていることを意味します。
血液や、水分を多く含む臓器は比較的水分量が多く、同じ細胞でも、筋肉と脂肪だと筋肉の方が水分を溜める
力があると言われています。
水分の貯蔵には電気が必要といわれていて、1つ1つの細胞が細胞が水を蓄えていられるのも電気のおかげで、
ナイナス75mvという細胞の内側と外側の電位差によって水分は保たれています。
細胞がストレスを感じて電位差が乱れると、血液のペーハーが下がると弱アルカリ性の血液が酸性に傾き、
細胞そのものの機能が大きく低下する為に、エネルギーの供給量も大幅にダウンします。
血液は血球などの細胞成分と血漿成分の約95%は水分です。
水分が不足すると粘度の高いドロドロした血液になり、運ぶ力も鈍ってしまいます。
近年は電気刺激を与え、その挙動を細胞レベルで解析する研究が多数行われています。
また、美容の分野でも研究が盛んで、微弱電流の利用で、既に一般的になっているものには、
体組成計があります。体内の水分は電気を通しやすく、脂肪は電気を通しにくい性質を利用して、
体内に微弱な源流を流し、体脂肪率や水分量などを測定しているのです。
細胞の1つひとつに注目が集まっており、いい水をたっぷり蓄えることで、いつまでも若々しく、健康を保っていきましょう。