みなさんこんにちは、今日はストレートネックについてです。
うつむき姿勢でスマートフォンやパソコンを長時間操作すると、筋疲労などに合わせ、長い間の姿勢の崩れなどにより、
本来の骨の湾曲である30〜40度の曲線に負荷がかかり、その湾曲がストレート=まっす になってしまう
状態をストレートネックといいます。同じ姿勢を1時間以上続けることは身体にとってあまりよろしくはありません。
さらに、高さの合わない枕の使用や、 日常から猫背姿勢。強制的に顎を引いた姿勢を続けることでも発症します。
最近では小さな子供にも多く見られるようになり注意が特に必要です。
『ストレートネック』になると、頭部の重心が前に移動してしまい、頭を首の筋肉だけで支えられなくなります。
結果、筋肉が過度に緊張、慢性的な首の痛みや肩こりなどの症状が現れます。
症状が進行すると、首の神経を傷め、頭痛・片頭痛、手足のしびれ、めまいなどを惹き起こすとがあります。
ストレートネックを判別する方法はとても簡単で、その場で上を向きます。難しい場合、疑いアリです。
ストレートネックは一度発症するとなかなか元には戻りづらく、治療は、運動療法、器具を使って首を牽引、
整体・マッサージ、電気治療など様々な方法があります。数週間で改善することもありますが、
もともと長い時間で形成されたものですから、短期間で元には戻りづらいと思われます。
症状によっては筋肉の緊張を緩めるお薬を内服したり、重症のケースでは外科的処置が必要になることもあります。
まずは予防が一番大切です。寝ながらのスマホ・パソコンは使用しない。椅子に座る際も頭、首、腰の位置を真っすぐに
意識します。長時間使用の際は積極的に体操を取り入れ、肩・首を回すのはもちろんの事、眼球もぐるぐる回すような
体操をして頂くと効果的が出やすいです。
また、痛み症状の度合いによっては専門医の受診をお勧めします。