今日はコロナ下でも重要な免疫についての話。
高熱、胃腸炎などを起こす、風邪は多かれ少なかれ誰でもおこしがちな症状です。
すごく身近だけど、実は、風邪という病気は存在しない事って知ってましたか?
医学的には上気道感染症といい、目に見えないウィルスや細菌、
カビなどが原因で起こる感染庄のうち、口や鼻、喉を中心に
症状が強くでる事をそう呼んでいるとの事。感染力が強く、
高熱を出すインフルエンザや最近話題のはしかも感染症の仲間だし、
急に嘔吐したり下痢をするウィルス性胃腸炎も、ウィルスが胃腸に入って
胃腸の働きを悪くすることで起こる感染症の
ひとつで、お腹の風邪とも言われています。
風邪の原因となる微生物の9割はウィルスで、残りの1割が最近やマイコプラズマなどです。
ではどんなウィルスや最近に感染すると風邪をひくのでしょうか?
風邪の原因菌は200種類もあり、これ!とは言い切れません。
ただウィルスや最近、帰省中やカビといった私たちの健康を
左右する病原体を寄せ付けないためには、免疫力が一番大事になります。
そのカギとなつのは睡眠と整腸、体温の3つといわれています。
それぞれを普段から強く意識することで、免疫力は高められます。
免疫力アップをするには、
①良い睡眠をとる・・・よく寝れば免疫力は高まる。
まずは寝る時間より起きる時間を一定にしましょう。
毎日の睡眠時間を一定にと言われますが、
私たちの身体は起きたタイミングでスイッチが入ります。
その後16時間後に眠くなるように出来ています。
日中はオレキシンという覚醒ホルモンが、
睡眠時はメラトニンというホルモンがそれぞれ分泌され、
深かい眠りと回復、覚醒と行動を培っています。
起床時間を揃えることで睡眠の質を高め、免疫を活性化する事が出来ます。
②食物繊維をとって腸内環境を整える・・・免疫細胞の7割が腸に集結しています。
善玉と悪玉そしてどちらにも働く、日和見菌があり、通常は腸内でバランスをとっています。
近年はクロストリジウムという菌が注目されていて、
この菌は腸内で食物繊維をエサに免疫細胞を生み出してお
り、免疫力アップに繋がっています。
③体温を0.15度アップで内臓機能・代謝アップ・・・すぐに風邪をひいたり、
お腹を壊しやすい方に共通しているのが、身体を冷やしがちという事。
ごく普通のことですが、平熱を上げることで免疫力は格段にアップします。
身体を温めるというとお腹まわりや背中に集中しがちですが、
首や肩まわりには褐色細胞が多いのでこの周辺
を温めると効率的に体温を高られ、なおかつリラックス効果も得られます。
食事の取り方なども意識して、外側と内側からしっかりと火をくべてあげましょう。
当院では原因を追究し、その症状や患者様に合った施術を選択していき、
改善へと導いていきます。当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
兵庫県神戸市長田区長田町1-3-1-123 サンドール長田南館1F
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