膝の痛みやトイレの悩みなど、さまざまな不調を感じるようになるシニア世代。年れともに下がってくる自分の体の力を底上げし、
健やかな生活を過ごすための1つの方法として、お灸での治療があります。
今のように薬や病院がなかった江戸時代松尾芭蕉は足三里のツボにお灸を
して旅を続けた事は有名な話。
「ツボに熱刺激を与えることで血流が改善され、老廃物を取り除いてくれ、突かれを癒す
効果が上がる。胃腸の力を回復させ、免疫力を高める効果にも期待ができます。」(鍼灸学会調べ)
筋肉の衰えると関節が緩んで痛みが出たり、トイレの不安、外出が面倒になったり、日中を自宅で過ごし、
十分に活動しないと、夜ぐっすり眠れなくなり悪循環を及ぼします。
また、症状としては、肩・膝を始め、腰痛や尿漏れ、頻尿、便秘、下痢などの泌尿器や胃腸のトラブルのほか、
不眠を訴えられる方々も多いです。
江戸時代の儒学者益軒いわく「お灸は低下した体の機能を補うような使い方が望ましいといわれていて、
飲食や睡眠に気を付けそれでも足りなければ、お灸で体を回復させる。お灸の助けは3割。
あとの7割は自分の力で高める事が大事。」
まずは3か所のツボ、左右にある場合が多いので合計6か所を選んで弱め、少なめのお灸から
初めていただき、体調が悪い時に強めの刺激を与えると逆効果になるので注意が必要になります。
おススメのツボは、足三里です。
膝のお皿の下の外側のくぼみ。指4本を並べて、向こうずねの約1cm外側辺り。
指で押してみて、周囲とは異なる圧痛などの感覚がある場所。
もう1つのおススメは、合谷です。
親指と人さし指の骨が交わった場所から、人さし指が和の骨の際を押さえていき、
響く場所が合谷です。方凝りやストレスにも効果が期待できます。
お風呂や食事前後30分、過労や深酒後は避け、1日の中でゆっくり、余裕のある時間帯が
お灸に適しています。3日続けて1日休むを2週間試してみると効果が出やすいとの事です。
当院では原因を追究し、その症状や患者様に合った施術を選択していき、
改善へと導いていきます。当院へのアクセスはこちらをご参照ください。
住所〒653-0812
兵庫県神戸市長田区長田町1-3-1-123 サンドール長田南館1F
診療時間 月・火・水・金・日9:00〜12:00,14:00〜19:00、土 9:00〜14:00
(祝日は通常営業)木曜定休日
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