毎年冬になると大流行するインフルエンザですが、 免疫機能の調整や自然治癒力の向上でインフルエンザをはじめとする 感染症の予防や回復に役立つと考えられています。 鍼灸治療では、経絡やツボを刺激して気血の流れを改善し、体の防御機能を高めることを目指します。 <効果的なツボ>
「足三里(あしさんり)」胃腸の働きを活性化させ、全身の免疫力を高める効果が期待されています。 「曲池(きょくち)」や「合谷(ごうこく)」抗炎症作用を持ち、 体内の免疫バランスを整えるのに有効とされています。 これらのツボへの刺激は、東洋医学の理論に基づき、病気に負けない体づくりを支えます。鍼灸治療の効果は主に、自律神経系や内分泌系への作用にも関連しています。 鍼刺激により、副交感神経が活性化され、 ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が適切に調整されることが確認されています。 これにより、慢性的なストレスが軽減され、免疫細胞の機能が正常化すると考えられています。 さらに、鍼刺激は免疫系のシグナル物質であるサイトカインの産生にも影響を与えます。 抗炎症性サイトカインの分泌が増加することで、過剰な免疫反応を抑え、 炎症を軽減する働きがあることが研究で示されています。 これにより、インフルエンザによる発熱、関節痛、倦怠感といった症状の緩和が期待されます。 インフルエンザ対策として鍼灸を活用する際には、ワクチン接種や抗ウイルス薬の使用といった方法に加え、 鍼灸治療を取り入れることで、免疫力をさらに強化することができます。 たとえば、インフルエンザ罹患後の回復期に鍼灸を取り入れることで、 倦怠感の軽減や体力の回復が期待されます。特に慢性的な疲労感や免疫力の低下が続く場合、 鍼灸は自然治癒力を高め、回復をサポートする効果があるとされています。 また、鍼灸治療は副作用が少ないため、継続的に取り組みやすい点も魅力の一つです。
ただし、これだけに頼るのではなく、手洗いやうがい、十分な睡眠、 栄養バランスの取れた食事といった基本的な感染予防策を徹底することも重要です。 鍼灸治療は、自然治癒力を高め、自律神経や免疫系の調整をサポートすることで、 感染症への抵抗力を強化するだけでなく、回復を早める効果も期待されます。 この冬は、鍼灸を日常生活に取り入れながら、インフルエンザシーズンを健やかに乗り切りましょう。
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診療時間 月・火・水・金・日9:00〜12:00,14:00〜19:00、土 9:00〜14:00
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